今回は、東京パラリンピック2020パラ水泳100ｍ平泳ぎ（知的障害）で世界新記録を樹立し、金メダルを獲得した山口尚秀（やまぐちなおひで）選手にスポットを当ててみます。
山口尚秀選手は、幼少のころから知的障害を伴う自閉症で様々なご苦労をなされてきたようです。
そこで今回は
- 山口尚秀の出身中学や高校は？
- 山口尚秀のプロフィール
をご紹介します。
ごゆっくりお楽しみください！
山口尚秀の出身中学や高校は？
それでは、山口尚秀選手の出身中学校や高校などの学歴についてご紹介します。
この投稿をInstagramで見る
山口尚秀選手は、小学校から高校まで愛媛県今治市にある「今治特別支援学校」に通学されていました。
今治特別支援学校は、「自立と社会参加のための『生きる力』を育てる学校づくり」「安全・安心で、健やかな心身を育てる学校づくり」「連携・協働によるチームとしての学校づくり」をマニュフェストに掲げ、児童生徒一人一人の可能性を最大限に伸ばし、自立し社会参加するための「生きる力」を育成することを教育モットーとしています。
幼少から知的障害を伴う自閉症をお持ちの山口尚秀選手には、やはり適切なサポートができる特別支援学校が最適だったのでしょう。
そして、自立し社会参加するための「生きる力」を育成する、今治特別支援学校の教育モットーが、今の山口尚秀選手を形づくったのだと思います。
山口尚秀のプロフィール
次に山口尚秀選手の詳しいプロフィールをご紹介しましょう！
生年月日：2000年10月28日
年齢：21歳（2021年9月現在）
出身：愛媛県今治市
身長：187㎝
体重：85㎏
所属：四国ガス
インスタグラム：https://www.instagram.com/naohide_y/?hl=ja
ツイッター：https://twitter.com/naohide_1028
山口尚秀選手が水泳と出会ったのは3歳の時です。
山口尚秀選手が3歳の時に知的障害を伴う自閉症と診断され、山口尚秀選手のご両親は大きなショックを受けたそうです。
その頃の山口尚秀選手は、公園で遊んでいると他の子どもを押しのけたりパニックを起こしたりと、ご両親は子育てに悩む日々を送っていました。
そんな山口尚秀選手のご両親を励ましたのが、山口尚秀選手の祖父母です。
「尚くんは絶対いい子やから」
とご両親を励まし続け、毎日のように山口尚秀選手を健康施設での歩行浴に連れて行ったそうです。
その後、山口尚秀選手が小学校4年生の時に開校した、障害児を受け入れる水泳教室に入ります。
転機となったのは、山口尚秀選手が高校1年生の時です。
2016年に岩手県で行われた全国障がい者スポーツ大会出場し、指導者から「いいものがある。真剣にやってみたら」と勧められ、本格的に選手としての道を歩み始めます。
その後、2019年にイギリスで行われた世界パラ水泳選手権大会の100m平泳ぎで、世界新記録で優勝します！
また、同じ年のジャパンパラ水泳競技大会(神奈川県）では、100m平泳ぎで1位、50m自由形2位を獲得するなど、目覚ましい活躍を遂げ2020東京パラリンピックの出場権を獲得しました。
【世界パラ水泳選手権大会】
山口、東海林、木村、2020年東京パラの日本代表推薦が内定世界パラ水泳選手権大会（ロンドン、9月9日～15日）で、山口尚秀選手、東海林大選手、木村敬一選手の３選手が金メダルを獲得し、2020年東京パラリンピックの日本代表への推薦が内定した。
（写真提供：吉村もと） pic.twitter.com/uR7IwDu86C— パラスポ！障がい者スポーツ情報発信 (@InfoParaspo) September 18, 2019
まとめ
今回は、東京パラリンピック2020パラ水泳100ｍ平泳ぎ（知的障害）で金メダルを獲得した山口尚秀選手の出身中学や高校などの学歴やプロフィールをご紹介しました。
若干20歳の山口尚秀選手。
まだまだ伸びしろ十分です！
今後、どこまで記録を伸ばし続けるのか注目です！
コメント